国内個別株のリスク指標
東京エレクトロンが爆上げして全体に対する比率が10%を超えてきたので利確した.これを機に個別株の整理に勤しもうと思い,ボラティリティとベータをみてみることにした.進捗率が約95%まで来た今,アフターおくりびとのことを考えると,ポートフォリオの低ボラティリティ化は外せない.おくりびとになったけど三日天下とかいう明智光秀的展開は避けたいところだ.ボラティリティとベータは株マップ.comというサイトから拝借した.どちらも60日間の日次データから計算している.ベータ算出時のマーケットポートフォリオはTOPIX(か日経225)だと思われるが,確証はない.ETFや投信の標準偏差やベータは大体のサイトで表示されているが,個別株の場合は載せているサイトは稀である.世の投資家たちはもっとちゃんとリスクと向き合うべきだと思う.まあ僕も今回初めて自分の保有株について調べたんですが...
表からは大手通信3社がボラ・ベータともに優れていることがわかる.全世界や全米の投信で大体ボラは20ちょいなので,個別株で25以下ならかなり優秀だ.株式というアセットクラスの中でベータが低いものを見つけるのは難しい.真に安定したポートフォリオ構築には,多少のリターンを犠牲にしても,債券やコモディティなどのアセットクラスが必要である.
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